ホタルイカはなぜ光る?

ホタルイカは、ホタルのように光を発します。

その発光物質も、じつはホタルと同様のものなのです。

ホタルイカは、ルシフェリンという発光物質と、それを発光させるルシフェラーゼという酵素を持っています。

ルシフェリンがルシフェラーゼによって酸化されることで、光を発生させているのです。

ホタルイカの発光器は三種類に大別されます。

腹部前面にある皮膚発光器、第四腕の先端にある腕発光器、眼球の腹側にある眼発光器の三つです。

昼間、ホタルイカが海を泳いでいるとき、その下にいる動物から見上げられると、背景の明るい空(水面)に対してからだが影になりはっきりわかってしまいます。

そこで、カムフラージュのために皮膚発光器から光を発します。

光を発することで、影を消して的に発見されないようにしているのです。

ホタルイカ漁のときにイカが発光している姿を見ることができます。

その光は主として腕発光器からの光で、危険を感じたときや、的に狙われたときなどに発し、その目をくらますという役目をしているようです。

眼球の腹側にある第三の発光器である眼発光器は皮膚で覆われ、その光は弱いんだそうです。

そしてその役割はまだ解明されていません。