おかしなナマケモノ

木にぶら下がっているナマケモノは、とても不思議な生き物です。

いろいろな点で、普通の動物とは違っているようです。

最も顕著な違いといえば、やはりずっと木にぶら下がって逆さになっていることでしょう。

ナマケモノはほとんど1日中ぶら下がった姿勢のまま、眠ってばかりいるそうです。

ぶら下がりっぱなしだと、手が疲れたりしないのか気になります。

まあ、疲れるくらいなら、1日中ぶら下がってたりはしないでしょうけど。

ナマケモノは死んでも長い爪を木の枝に引っ掛けてぶら下がっているんだとか。

ナマケモノにとって、逆さになっている姿勢が自然な姿勢なのです。

そのため、ナマケモノの毛並みは普通の動物とは反対向きに、腹から背のほうへ向かって流れるようになっています。

ですから、背を上にした姿勢になると、毛が逆立ったように見えます。

哺乳動物の首の骨の数は7個ですが、ホフマンナマケモノは6個しかなく、ミユビナマケモノにいたっては9個あります。

フタユビナマケモノは7個です。

ミユビナマケモノはフタユビナマケモノと比べて首が長く、またその首は270度も回転させることができ、ぶら下がったままの姿勢で下を見ることができるのです。